【中三応援プログラム】200gの水に溶かして熱して溶かして蒸発させて結晶を出す(2021年富山)
暦の上では小寒
今日から寒さが厳しくなる。
寒の入りである。
「あけましておめでとう」ではなく
「寒中見舞い申し上げます」
に切り替えましょう。
もうお正月は終わりなのです。
昨日は地震、今日はミサイルが飛んでくる
いろんなことが起こっています。
そんな中、水際対策の方針転換をするそうだ。
「野戦病院」にしてまでも水際対策を強化し続けるということにはならないらしい。
感染症法では「原則入院」のはずなのだが。
水際対策で後手に回った沖縄は今日は600人を超える感染者の見込み
昨日までの2倍以上
水際対策を変えたら、すぐに沖縄と同じ状態に全国各地になるのも時間の問題かもしれない。
そうなってくると、受験に与える影響はどうなるのか?
それが一番気になる。
溶解度
図は物質A と物質Bの溶解度曲線である。あとの問いに答え なさい。
<実験1>
ア 60 °C の水 200gを入れたビーカーに物質A を300g加えてよくかき混ぜたところ,とけきれずに残った。
イ ビーカーの水溶液を加熱し,温度を80°Cまで上げたところ,すべてとけた。
ウ さらに水溶液を加熱し、沸騰させ,水をいくらか蒸発させた。
工 水溶液の温度を30 °Cまで下げ,出てきた固体をろ過でとり出した。
<実験2>
オ 新たに用意したビーカーに 60 °C の水 200gを入れ,物質Bをとけるだけ加えて飽和水溶液をつくった。
カ オの水溶液の温度を 20 °C まで下げると,物質 B の固体が少し出てきた。
あと何g溶けるか?
(1) イで温度を 80 °Cまで上げた水溶液にはあと何gの物質 A をとかすことができるか,図を参考に求めなさい。
溶解度は水100gに溶ける溶質の質量である。
水100gにAは60度では110g・・・水200gにはAは60度で2倍の220g
水100gにAは80度では170g・・・水200gにはAは80度で2倍の340g
今、300g溶かしているから、340-300=40g 溶かすことができる。
蒸発させた水
(2) 工において,ろ過でとり出した固体は 228gだった。ウで蒸発させた水は何gか,求めなさい。ただし, 30 °C における物質 A の溶解度は 48gである。
300g中228gの固体が再結晶で出たことから
300-228=72gの溶質がとけている。
100gの水には48gとけるとして、xgの水には72g溶ける
100:48=x:72
48x=
4x=
x=
x=150g
水は最初に200g用意してあるので
200-150=50g 蒸発させた。
この実験の操作
(3) このように,一度とかした物質を再び固体としてとり出すことを何というか,書きなさい。
再結晶
質量パーセント濃度
(4) オの水溶液の質量パーセント濃度は何%だと考えられるか。60 °C における物質Bの溶解度を39gとして,小数第1位を四捨五入して整数で答えなさい。
水100gに39gとけるので 水200gには2倍とける
=78g
質量パーセント濃度===28.05%
整数で答えるので 28%
再結晶で取り出せないのはなぜか
(5) 力のような温度を下げる方法では,物質 Bの固体は少ししか出てこない。その理由を「温 度」,「溶解度」ということばをすべて使って簡単に書きなさい。
物質Bは温度による溶解度の変化は小さいから。