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天井にいるクモを鏡で見る。壁にいるクモを見るために移動する(2021年兵庫)

鏡の中の世界はどこまでか?

クモが見える範囲?

図6は真上から見た時、Pの位置にいるとき、クモはABCDEの位置に移動した。

図7は図6を矢印の方向からヨコから見たものである。ABCDのうち、クモが見えるのはどの位置か?

Eの位置ではPの位置からではクモを見ることはできない。目の高さを変えず、Pが移動してクモを見るとき、何cm移動すればよいか?

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解説動画

youtu.be

解説のポイント

鏡の中の世界は、左右対称の図を描くことで、直線を引くことでわかる。

この左右対称の図をうまく書かないと、Bの位置のクモまで見えてしまう。

Eの位置のクモを見る考え方は直角二等辺三角形の相似を使う。

直角二等辺三角形の相似は1:1:√2であるが、ここでは、対角線の長さの比が5:7.1と示してあるので、その比を使う。25×1.414を計算すると35.5にならないので問題文に与えられている数字を読み取る力が必要である。

 

まとめ

この問題は兵庫県の大問5の最後の問題である。光の反射に関する問題は中学1年生で学習する内容なので、例年難しい問題は出てきていないが今回は相似を使うという問題が出た。

 

反射の問題では、左右反対の像を描くというのを科に正確に欠けるかがポイントになっている。