一万円札を急に離したら、指ではさんで取ることはできるか。(2017年長野)
ものさしをつかむ実験
図3のように,ものさしにふれないようにして下端に指をそえた人が, ものさしが落下し始めるのを見るとすぐに、ものさしをつかもうとした。
つかめるかつかめないかを答える。
目からの刺激に反応する時間を 0.18 秒とすると,つかもうとした人は、長さ 10 cm のものさしをつかめ るかつかめないか,「反応する時間は 0. 18 秒であり,」 に続けて,図5をもとに簡潔に説明しなさい。ただし,図5は, ものさしが落下し始めてからの時間とものさしが落下する距離との関係を示したもので ある。
ものさしが10cm落下するのにかかる時間はグラフより、約0,14秒ぐらいと読み取れる、
反応する時間は0.18秒度あり、そのときはものさしは17cm以上落下しているので、10cmの定規はつかむことができない。
落下する一万円札を指で挟んで取れるか
これを使った授業の導入しお札をつかむという実験がある。
1万円札の横の長さは16cm
この反応する時間0.18秒では、落下する一万円は指ではさんでとることはできない。