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一緒に覚えようとして混乱する 花粉と胞子

①雄花で花粉を入れている袋を 花粉のう

 胞子を入れている袋を    胞子のう

 

裸子植物は風媒花が多く、多くの花粉を風で飛ばす

 胞子のうから胞子は出て 風で飛ばされる。

 

③花粉は雌花に到着すると受粉する。精子が泳ぎだして雌花の卵細胞と受精する。

  胞子は地面に到着すると発芽し。配偶体を作る。

  シダ植物では配偶体は前葉体と呼ばれ、造精器で精子

                   造卵器で卵細胞

  コケ植物では、配偶体が成長し雄株で精子

                雌株で卵細胞

    水の力を借りて精子が卵細胞まで到着し受精する。

種子植物は 受精卵が成長して 胚になり種子になる。

 種子は発芽して、成長して花粉を作る雄花、卵細胞を作る雌花に成長する

 シダ植物は 受精卵が成長して 胞子をもった胞子のうができる。

 

そして①に戻る

 

よく似ている。しかし、似ていない。

 裸子植物ではよくみかける 松の木は④の時期でこの時期の遺伝子の数を1とすると

  遺伝子の数は

  ①1

  ②半分

  ③半分+半分=1

  ④1(この時期が長い)

  

コケ植物でよく見かけるのは③の時期

 遺伝子が半分の時期が長い

遺伝子が1の期間を 無性世代

遺伝子が半分の期間を 有性世代

 

コケ植物 → シダ植物       → 種子植物

③が大半   ③で配偶体        ④が大半

       を作るが④の時期が長い

 

植物は遺伝子が半分になる期間を短くなるように進化してきた。

 

よく似た名前が多いから一緒に覚えようとする企画、しかし、一緒に覚えようとすると中3で習う範囲の生殖についてまとめる必要があり

植物の一生における遺伝子の変化をまとめると高校の範囲になります。

 

では動物の場合はどうでしょう。オスとメスが分かれている状態が一生のほとんどで

精子と卵をそれぞれ作って、次世代を作る。

 コケ植物のように③の時期が長い。

 

植物の進化のように無性世代が長くなることが進化ならば

 動物は将来、性を持たない状態に進化し、生殖する時期に性分化がおこるという風に進化するのか????

 

 無性世代で無性生殖で増える方が進化している。分裂でふえる単細胞生物プラナリアの方が進化している?

 

無性世代が完全体であるという考え方の場合

 性で分かれている活動をしている生き方は完全体ではない

  完全体を目指すなら性を考えない生き方である

  性の役割に関係なく、同性として社会活動の時期を長くする

 社会的無性世代を長くしようとする働きが人間活動が高度化することで増えてきた

 社会的無性世代が長くなることで少子高齢化になってきた。

  この社会的無性世代が長くなってきたのは人類400万年の歴史の中で

 ほんの1万年の間に過ぎない。急速に加速したのは産業革命からの200年

 社会的無性世代の時間に対して実際の有性世代の長さをコントロールすることはできていない。

 

 また人間は無性世代で自分の体の複製を作り出せない。

  社会的無性世代によって自分の代わりになる アバターをふやすことで肉体とは離れたコピーを増やすことはできるようになったが・・・・。