マツの花は上がメスの雌花、下がオスの雄花なのはなぜ?
マツの花
のスケッチや写真があり、どっちが雄花でしょう?
マツの花粉は風媒花、風で花粉が飛ばされる。
受粉の仕組み
これをみると、雌花が上で雄花が下という説明がありますが。なぜ???という質問には答えてません
雄花と雌花があるということは、性がある 有性生殖です。
有性生殖は親と子で異なる遺伝子を持っています。異なる遺伝子を持つことで環境に適した子孫を残すことができるようになると考えられます。
その雄花と雌花はどちらが先に熟すでしょう?
下の方で雌花が先に熟しても、花粉をゲットすることはできないから受粉できません。
最初に熟すのは花粉を作る雄花です。この雄花ができて花粉を飛ばせます。
そして遅れて、雌花が長く伸びて上で成熟します。
オス→メスの順番で成熟する。
このことで自分自身の花粉で受粉しないようにしているのです。
雌花が下にあったら自分の花粉と受粉してしまうから有性生殖の意味がなくなりますね。
マツの場合は上が雌花で下が雄花
しかし、トウモロコシは上が雄花で 下のひげが雌花
ということは上下の法則はあるの??といったらなさそうですね。