【中三応援プログラム】<基本問題>夜明け前の月と金星(2020年青森)
冬日300地点越え
今日は、初雪、初氷、初霜と冬の便りがいっぱい、東京でも初の5℃以下の3
.8度と寒い朝になりました。
高気圧が日本の上空に張り出し、昨日までの西高東低の冬型の気圧配置から暖かさを感じる一日になりそうですが、等圧線の間隔が狭いので強風で大変になりそう。
乾燥しているので火の用心です。
夜明け前
ヒカリさんは、青森県内のある場所で天体観察を行い,下の報告書を作成した次の
(1)~(6)に答えなさい。
報告書
観察日時 11月30日 午前5時00分 空はまだ暗く,星を観察することができた。
観察結果 南の空に月が見えたので、観察して記録した。東の空に、非常に明るい星を見つけた。
西の空の地平線近くに,明るい星からなる星座を見つけた。
調べ学習
月は,満月から7日経過した ①半月である。
・②東の空の非常に明るい星は金星で、この日は大きく欠けて細長い形をしている。
また、金星の大気には二酸化炭素が多く、③大気の成分は天体によって異なっている。 ・西の空で見つけた星座は、おうし座である。おうし座を毎日同じ時刻に観察 し続けると、( )
・④金星は夜明け前や夕方にしか見られないが、火星は真夜中でも見られる。
感想 今朝は火星が見つけられなかったので残念だ。今夜は火星が見られるようなので,夜の天体観察もしてみたい。
天体の名称
(1) 星座をつくる星のように,自ら光を放出する天体の名称を書きなさい。
太陽のように自ら光を出す天体を恒星という。
満月から7日後の月
(2)下線部①について,観察された月の記録として最も適切なものを、次の1~4の中から一つ選び、その番号を書きなさい。
満月のあと、月はどんどんかけていき、下弦の月になる。
下弦の月は南の方角の方向へみると左側が光っている半月である。
朝5時に観察しているので。ほぼ南の空の上にある。
4が当てはまる。
1は右が光っているので上弦の月
上弦の月は18時ごろに南の空なので、それより右にある。(西の空)
これは21時に近い
2は左が光る下弦の月で6時ごろ南の空なので、それより右にある(西の空)
これは9時にちかい。(日が昇っているので見えるかはわからない)
3は右が輝く上弦の月で南にあるので18時に近い
金星の位置
(3)下の図は,金星と地球が太陽のまわりを公転する軌道と向き,位置関係を模式的に表したものである。 下線部②の金星の位置として最も適切なものを,a~d の中から一つ選び、その記号を書きなさい。ただし、 図は地球の北極側から見たものとする。
明けの明星が見えるのは、地球から見て右側に金星があるときである。明るいから近いときである。よってd
方角は東の空
惑星の大気
(4) 下の文章は、下線部③について述べたものである。文章中の1~3に入る適切な語を 書きなさい。
地球の大気で最も多い成分は、(1) である。次に多い成分は、(2)で, 生物の呼吸に利用 されている。一方、木星や土星などの大気で最も多い成分は(3)であり、太陽の大気の 主な成分と同じである。
地球の大気は約78%が窒素、約21%が酸素である。約0.9%のアルゴン、約0.04%の二酸化炭素である。
二酸化炭素濃度は0.03%から0.04%へとこの20年の間に増加している。
二酸化炭素は温室効果ガスといわれ、地球温暖化に影響を与えている。
金星の話題がされているので、金星の大気の主成分であるのはなにかという出題かと思ったら違っていた。金星の大気の主成分は二酸化炭素で二酸化炭素の温室効果の影響を受け、太陽系の中で一番表面温度の高い惑星になっている。太陽に近いすい星よりも暑い。400度以上である。
地球の大気の成分なので 1 窒素 2 酸素
木星や土星は 赤道半径が大きく、大気の成分が水素やヘリウムで出来ている木星型惑星に分類される。
水星、金星、地球、火星は赤道半径が小さく、密度が大きく、岩石や金属で出来ているので地球型惑星に分類される。
この惑星の分類は重要である。
星座の動き
(5)( )入る内容として最も適切なものを、次の1~4の中から一つ選び、その番号
西の空に見えるおうし座は日周運動では数時間で年周運動では数日で見えなくなる。
1 年周運動で少しずつ西側へずれていき、30日ほどたつと西の地平線に沈んで見えなくなる
2 年周運動で少しずつ東側へずれていき、30日ほどたつと南西の空に見えるようになる。
3 日周運動で少しずつ西側へずれていき、30日ほどたつと西の地平線に沈んで見えなくなる
4 日周運動で少しずつ東側へずれていき、30日ほどたつと南西の空に見えるようになる
選択肢は 30日経つと見えないのだから年周運動、沈む方角は西の空
これが当てはまっているのは1
火星と金星の違い
(6)下線部④のように,金星火星で違いが生じる理由を書きなさい。
火星は太陽の周りを地球の外側を公転し、金星は地球の内側で公転しているため