オシロスコープの波形を読み取る(2016年三重)
図1のように,音さAをたたき、出た音をマイクロホンでオシロスコープに入力する実験を 行った。図2は、図1の実験結果のオシロスコープの画面を模式的に表したものである。また, 図3のように,音さBでも音さAと同様に実験を行った。図4は、図3の実験結果のオシロス コープの画面を模式的に表したものである。ただし、図2と図4の縦軸および横の1日盛りの 大きさは、同じものとする。このことについて、あとの各問いに答えなさい。
(1)図2において振幅を表している→はどれか。
(2)音さAよりも強くたたいた時の波形はどれか。
(3)音さAと音さBのどちらが音が高いか
(1)の考え方
振幅はウ
アは半分の波長、イは1波長 エは2倍の振幅を表している
(2)の考え方
強くたたいた場合、振幅が大きくなる(縦のゆれ幅)、振動数、波長、音の高さは変わらない(横の波の数)
アは波長が短くなっている(音が高くなっている)
イは波長が短く(音が高く)、振幅が大きい(音が大きい)
ウ変化していない
エ振幅が大きくなっている
よって答えはエ
(3)の考え方
図2と図4を比べて波長が短いほうが音が高い
同じマスの数に図2は山が2つ、図4は山が3つある。
よって図4の方が波長が短く、振動数が多く、音が高い
ポイント
音について振幅と波長をオシロスコープから読み取る基本問題である。