モノコードを同じ高さの音にするにはどうすればよいか(2014年千葉)
弦の長さと弦を引く強さとの関係
モノコードを用いた実験
同じ弦の太さのモノコードを二つ用意し、一つは図2のようにもりを1個、もう一つは図3のようにおもりを2個をつけた。
二つのモノコードが同じ高さの音にになるように、図2のモノコードの木片を左右どちらかの方向に移動させてを調節した。その操作について次の問いに答えなさい。
(1)図3はおもりが2個より音の振動数は図2に比べて大きくなったか、小さくなったか。
(2)図3のモノコードの音の高さは高いか低いか
(3)図3のモノコードと同じ高さの音にするためには図2の木片は、右と左のどちらの方向に動かせばよいか。
考え方’
(1)張力を大きくすると音の振動数は大きくなる。
おもりが図2は1個、図3は2個なので図3の方が張力が大きいので振動数が大きくなる。
(2)振動数が大きくなると、音の高さは高くなる、よって音は高くなる、
(3)振動数を大きくするには波長を短くすればよい。モノコードで振動しているのは右側であり、その右側の部分は波長の半分の長さになっている。
この長さを変えると波長が変わるので音の高さが変わる。
短くすればいいのだから、木片を右に動かす。