鏡の中のハナコさん
光の反射は、中学1年生で学習する内容である。高校入試では多くの問題が中学2年生、中学3年生で習うものが多く、中学1年生で習う内容が出題されるのは今まで少ない傾向にあった。
しかし、思考力、判断力を問う問題として、光の性質に関して、作図をして考えるという問題は今後増えると考えられる。
鏡の中のハナコさんが鏡に近づく(2019年島根)
図のようにハナコさんの身長と鏡の大きさ、鏡との位置関係があるときに、ハナコさんは鏡の中ではどれだけ映っているのか?
また、ハナコさんが鏡から100cmのところまで近づいた。鏡に映る花子さんはどうなるか?
動画解説
ポイント
鏡で見える範囲は、目線から鏡の端と端の間の直線上で囲まれた範囲である。
それ以上の鏡の世界は見ることができない。
鏡に近づくと、ハナコさんは大きく見えるが、見える範囲は変わらない。
鏡の中の花子さんの背番号はどう見える?(2018年大分)
花子さんを鏡で見ると、アイウエオカのどこまでみえる?
鏡に背を向けて、手鏡で背中を見た時、背中はどのように見えるか?
解説動画
ポイント
鏡と左右対称になるために距離に気を付けて書くこと。
少しの距離の違いでも見える範囲は変わってしまう。