【中三応援プログラム】カエルの発生の順番(2019年愛媛)
生物の発生と細胞,心臓と血液のはたらきに関する次の1・2の問いに答えなさい。
1 [観察] 図1の水そうに入れたカエルの受精卵の発生が進む様子を,図2の双眼実体顕微鏡を用いて観察した。図3は,そのスケッチである。
双眼実体顕微鏡の使い方
(1) 次の文の1~4に当てはまる言葉を答えなさい。
図2の双眼実体顕微鏡を使うときは,まず,鏡筒を上下させてピントを大まかに合わせる。次に,(1 )でのぞきながら(2 )を回してピントを合わせ,その後,(3 )で のぞきながら(4)を回してピントを合わせる。
図2の双眼実体顕微鏡で視度調節リングがどちらにあるかを見る。
左にあるので、左目で視度調節リングのある接眼レンズを見ることになる。
この視度調節リングは最後に使うので、左の接眼レンズは最後に合わせる。
そのため、最初は 1 右目で みながら 2 微動ねじでピントを合わせる。
最後に両目の視力の差を調節するために、視度調節リングのある左の接眼レンズを3 左目 で見ながら、視度調節リングを回してピントを合わせる。
発生順序
(2) 図3のa~cを,発生の進む順序にしたがって並べるとどうなるか。受精卵に続けてa~cの記号で書け。
受精卵は1個の細胞から細胞分裂して、細胞の数を増やす。
染色体の数は変わらないので体細胞分裂と同じであるが、細胞の大きさは小さくなり。細胞の種類は増えていき、それぞれ違う機能を持つ細胞に分かれていく。
発生のときの細胞分裂を卵割という。
細胞の数は増えるので
cの2個の細胞 二細胞期
aの桑の実のようにたくさんの細胞にまで分かれる 桑実胚期
bのように 各器官に分化している b 尾芽胚
の順番に発生は進む。
中学レベルでは 卵割、各胚の名称は出題されない。
高校レベルでの内容である。
発生の説明
(3) 次の文の1,2の { } の中から,それぞれ適当なものを一つずつ選び, その記号を書け。
カエルの受精卵は,1{ア 体細胞分裂 イ減数分裂}をくり返しながら,2{ウ 胚 エ胚珠}を経て,幼生になる。
発生は染色体の数が変わらないから ア体細胞分裂 であり、受精卵が変化していったものは ウ胚 である。
胚珠は植物において、種子を作るもので、中にある受精卵が発生したものは植物でも胚という、