台風の進路(2020年鹿児島)
風向きから台風の進路を考える
図のアーエは、台風の進路を模式的に示したものである。ある 台風が近づいた前後の種子島での観測記録を調べたところ、風向き は東寄りから南寄り、その後西寄りへと変化したことがわかっ た。また、南寄りの風のときに特に強い風がふいていたこともわ かった。この台風の進路として最も適当なものはアーエのどれか。
台風は反時計回りに吹き込む
種子島の風向き
風向き は東寄り ・・ 台風が南にあるとき
から南寄りで風が強い・台風が最接近のとき南南西(台風が北上及び中心が西側の時に風が強くなる)
その後西寄りへ・・・・台風がは西風
と変化したことがわかっ た。
台風が近づくとき、風が東寄りの時は、台風の進路は東側
台風が北上しているとき、南寄りから北寄りに変わる。
よって、この答えはウになる。
台風10号の進路?
現在、日本にはトリプル台風が存在している。なかでも、オリンピックに影響を与えそうな台風10号の進路が気になる。
現在の衛星写真と重ね合わせる。
台風の中心が進路方向に対して東側では、台風に反時計回りに吹き込む風が進行方向が重なり強い風になる。
2020年の鹿児島の問題も、台風が最接近したときは台風の中心が東側にあるので南からの吹き込む風が強くなるという問題だった。
台風に関する問題は、風向きと高潮の被害
夏は太平洋高気圧の影響を受け、台風は日本に近寄らないはずが近寄っている。
太平洋高気圧の働きが弱いため
関連動画
記録的な台風が来た年にはその台風が入試に出題されることが多い。今回の台風もチェックすべきであろう。