【中三応援プログラム】<基本問題>北の空、月の見え方(2017年香川)
NASAの宇宙探査機が太陽コロナに到達 史上初
コロナといえば、新型コロナウィルスが思い浮かぶが、それはここ2年でのこと。その前はコロナといえば、太陽の表面にある。
太陽の表面温度よりも遙かに高温で一〇〇万度以上あるが、なぜそんなに高温なのか
太陽風はいったいなんなのか。謎が多い。
しかし実態はわからない。それはこんなに高温な環境で探査することができないから
近くにあってもわからない世界。それが太陽の世界。
太陽の構造など教科書には当たり前のように書いてあるが、実は想像図もあったりする。
わからないことの方が多い。
今日の中三応援プログラムは長崎県の問題に引き続き、香川県の問題の中で基本問題として出題された星の運動についてです。
月の見え方は大部分の出題が「上弦の月」である。
しかし、最近は三日月や有明の月などが多く出題されているので、この基本問題で対策をしておこう。
北の空の星の動き
(1) 太郎さんは、日本のある地点で恒星の動きを観察した。これに関して、次のa,bの問いに答 えよ。
日本のある地点なので星は東からのぼり南の空を通って西に沈む
北の空では北極星を中心として反時計回りに運動sる
3時間後
a 下の図は、12月1日の午後9時に太郎さんが観察した恒星Xと北極星の位置を、それぞ れ示したものである。また、太郎さんは、この日の3時間後にも恒星Xを観察した。3時間後 に観察した恒星Xの位置は、下の図II中のアーエのうちのどれか。最も適当なものを一つ選ん で、その記号を書け。
星は1時間に15度移動する。
3時間なので 度移動する。90度の半分です。
ア 反時計回りに90度
イ 反時計回りに45度
ウ 時計回りに45度
エ 時計回りに90度
ここでは、北の空なので反時計回りに45度のイ
一ヶ月後
b太郎さんが12月1日から1か月後に同じ地点で恒星Xを観察するとき、恒星Xを図1とほぼ同じ位置に見ることができるのは、その日の何時ごろと考えられるか。次のア~エのうち, 最も適当なものを一つ選んで、その記号を書け。
これは、昨日紹介した長崎県の問題と同じように考えます
長崎県の問題では南の空のオリオン座だったので時計回りに考えましたが。香川県のこの問題は北の空なので反対側になります。
どこの方向の空を見ているかで星の動きが変わって見えます。
星が動いているのではなく、観測者が動いているだけなのですが
1日一度、1か月は30日、30日で30度反時計回りに動く、
星は1時間に15度うごくので30度動くということは
2時間分、過去にさかのぼる。
午後9時から2時間前の④午後7時に同じ位置に見える
ア午後5時ごろ イ 午後7時ごろ ウ午後9時ごろ工午後11時ごろ
西の空の三日月
(2) 太郎さんは6月のある日、日本のある地点で、西の空に見えた月を観察した。下の図IIIは、こ のとき太郎さんが観察した月のスケッチである。これに関して、 次のa,bの問いに答えよ。
日本の6月の西の空に三日月が見える。
上の図のような関係から夕方に観察したと言える。
a 下の図IVは、地球の北極側から見た、地球のまわりを回る月 の位置と、太陽の光を模式的に示したものである。この日太 郎さんが観察した月の位置として最も適当なもの、図IV中の P~Sから一つ選んで、その記号を書け。また,この日,太郎 さんが月を観察した時刻は、何時ごろと考えられるか。次の アーエのうち,最も適当なものを一つ選んで、その記号を書きなさい。
ア午後3時ごろ イ 午後6時ごろ ウ 午後9時ごろ 工 午前0時ごろ
Rの位置に午後6時ごろ
R イ
月食
b 次の文は、図IV中の月がYの位置にあるときに起こる現象について述べようとしたものであ る。文中の2つの( )にあてはまる言葉を答えなさい.
Yは満月である。
図IV中の月がYの位置にあるとき、太陽と地球と月が一直線に並ぶことがある。そのと き、月が(ア 地球のかげ イ地球が月のかげ)に入り、この日(ウ日食 エ月食]という現象が起こ る。
満月の時に起こる現象
月が地球の影に入る月食 アエ