令和4年度 神奈川県 公立高等学校 入学者選抜試験 理科解説 問1
2022年2月15日に神奈川県 公立高等学校入学者選抜試験が行われた。
今年は2021年度から完全実施された中学校学習指導要領に基づく問題ということで従来と比べて以下の点が異なっていた
今年の入試はここが違う
理科では大問が8つに分かれていて、物理、化学、生物、地学の問題が各2題ずつ出された。
今まで、問題文がそんなに長いというものはなかったが今年は問題文がやたらに長く何を出題されているのかを読み取る文章読解力が必要な問題であった。
選択肢は「次の中で正しい文章の組み合わせを選びなさい」というような問題で「正しい文章を一つ選びなさい」という形式が多かったのと比べるとすべて読まなくてはいけない。正しいのはどれなのか考えないといけないという問題ばかりだった。
動画で解説 問1
問1の特徴
音の性質について正しい組み合わせを選ぶ問題
音の性質の中で
共鳴、固体を音は伝わる、音速、音の高さ
これは、単独でそれぞれ聞かれることが多い問題だがこれを一気に問う問題ということで解きにくかったかもしれない。
この問題自体は難しい問題ではない。
物体の投げ上げ運動についてその運動エネルギーと力学的エネルギーの関係に関する問題
これは基本問題である。
直列接続と並列接続の道の抵抗の値をグラフから求める。
このような問題は類題を多くやっていれば楽に解けるであろう。入試にはよく出題される定番問題である。
問1は全体的には標準的な問題である。グラフから読み取ることや現象を図に表していないので文章だけで読み取るなどが難しいところである。