【中三応援プログラム】今年から出題~ダニエル電池(2022年国立高専)
- ダニエル電池とは何か
- 動画で解説~国立高専 大問6 電池
- 大問1の解説
- 大問2 炭酸水素ナトリウムを使った熱分解 吸熱反応 中和反応
- 大問3 斜面に置かれた物体にかかる力と運動
- 大問4 岩石 南半球の春分の日 金星と火星
- 大問5 血液の循環 肺の仕組み
2022年度の国立高専の入試が2月13日に行われた。問題と正答は2022年2月13日17時にHPにて公開された。
今年度から思考力判断力を問う問題が多く出題されたのと同時に新しく学習することになったものも国立高専ではいち早く出題された。
その一つがダニエル電池である。
ダニエル電池とは何か
今まで中学校では化学電池の単元では
・電解質溶液を使う
・二種類の金属を使う
・金属の組み合わせによって電圧の大きさが変わる
という内容だった。
塩酸を電解質溶液として用いて、水酸化ナトリウム水溶液を加えると電池として機能するか?
金属板の組み合わせを選びなさい
というのは定番問題であった。
ダニエル電池は
1 電池の+極には銅板、ー極には亜鉛板を用いる
2 電池の+極に硫酸銅水溶液を使う
3 電池のー極に硫酸亜鉛水溶液を使う
4 硫酸銅水溶液と硫酸亜鉛水溶液を仕切るのはイオンを通すことのできる素焼きの板やセロハン膜を使う
5 +極では銅板の表面に銅が付着し、質量が増える
7 硫酸銅では陰イオンが多くなり、硫酸亜鉛では陽イオンが多くなる
8 イオンの偏りをなくすために素焼きの板を通して陰イオンの硫酸イオンが移動する
というのを知らなくてはならない。
これに基づいて、セロハン膜の性質などが国立高専では出題された
動画で解説~国立高専 大問6 電池
本日、国立高専の問題の全問解説を行った。
今年度から本格的になる思考力判断力を問う問題がどのように出題されたのか参考にしてもらいたい。
大問1の解説
大問2 炭酸水素ナトリウムを使った熱分解 吸熱反応 中和反応
大問3 斜面に置かれた物体にかかる力と運動
大問4 岩石 南半球の春分の日 金星と火星
大問5 血液の循環 肺の仕組み