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せきつい動物の進化による分け方

動物の外見の分類については中学1年生で学習する

そして、せきつい動物の循環や呼吸の仕方に関する文類は中2で行う

さらに地質年代での進化の歴史についての分類は中3で行う。

 

そして、入試では中1から中3でならったそれぞれの分野をミックスした問題が出題される。

これが最近の傾向である。

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動物の進化は 水中から陸上への進化の過程とかかわる

 水中では受精は体外受精だが、陸上では体内受精である。

 そとで卵を育てるためには乾燥に耐えられる殻が必要になる

 哺乳類は殻のある卵以上に体内に子を育てることでより環境に耐えられるよう工夫した。

 乾燥だけでなく酸素の利用についての進化により鳥類や哺乳類が進化してきた

 さらに環境の変化に適応するためにいつでも動けるという体温を一定に保つ恒温というシステムを作った。

 この進化の話はストーリーで押さえること

 

なぜなら、最近の出題は会話方式の穴埋めや長文の説明文の穴埋めが多いからである。

それぞれの知識を細切れに覚えていたのでは、歯が立たない。

 

さらに

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この系統樹で下に行くほど、水がないと生きていけない生物である。

 水から離れたところにいる生物は皮膚呼吸をするが皮膚が乾いたら生きていけない

だから、プラナリアもミミズも乾燥しては生きていけない。

 

節足動物は古くから完成された 気門 という他の生物にはない呼吸法を持つ

 

さらに無脊椎動物の中で最も進化したのが軟体動物

水の中の生き物のタニシ、二枚貝、タコ、イカはえら呼吸

かたつむりは肺呼吸をする。

 

しかし、系統樹でせきつい動物と軟体動物はかなり前に分かれている

 このため、同じ 肺 えら といっても 働きや構造は同じで似ているが進化の過程が異なっている(同じではなく似ている)

 

 同様に 中2ではイカの解剖を行い、イカの目が人の目と同じようで似ていることを学習するが進化の過程は全く異なっている。(同じはなく似ている)

 

 そのため、この目という器官は 相同器官ではなく 相似器官になる

 

動物の分類と呼吸法と生殖方法と相同器官が同時に出題される傾向があるので系統樹を頭に入れておくというのが大切である。